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フジサンケイクラシック 2008

谷原秀人「出来るところまでトライしていく」

次のANAオープン終了時点の賞金ランク10位までの希望者3人には、米ツアーの出場権をかけた予選会ファイナルQスクールに挑戦する権利がある。

海外志向が強く、2005年にも同予選会を勝ち上がり、本格参戦を果たしたもののまったく歯が立たず、わずか1年で撤退。
それだけに「もううちどリベンジ」との思いが強く、現在賞金ランク4位につける今年もエントリーは予定しているが、谷原にはほかに優先事項がある。
「今年は、賞金王が一番です」。

例年以上に闘志をむき出しにしている初のキングの座。
だから、今回ばかりは憧れの米ツアーも二の次だ。
王座にむけて、「出来るところまで、トライしていこう、と」。
はっきりと公言した。

そのために、今週の連覇も必須事項だ。
今年は、5月のマンシングウェアオープンKSBカップで1勝をあげているが、そのあと「勝てそうで勝てないっていうのが続いて・・・」。
いよいよツアーも後半戦に突入し、手をこまねいているひまはない。

「体調もゴルフの調子も良いし、連覇はやったことがないから」。

新婚後、初Vにむけ気合いを入れた。

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