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住建産業オープン広島 2000

「小心者なんで、すぐに縮こまってしまう…決勝は堂々と頑張りたいですね」

坐骨神経痛に悩む小達敏昭が、通算7アンダーで好位置

 「ドライバーなど長いクラブに悩みを抱えている」という小達敏昭は、それでも2番、パー5であえてドライバーを握り、残り208ヤードの第2打をピンまで3メートルに2オン。これを沈めてイーグルを奪った。
 だが、同じくティショットでドライバーを握った8番、9番。案の定、ティショットを左に曲げて9番でボギーとしたあとは、「刻み倒し」。
 それが功を奏して11番からは4連続バーディも奪い、通算7アンダー、2位タイに浮上してきた。
 5月の日本プロゴルフ選手権のとき、風邪が原因でかかった座骨神経痛は、まだ癒えていない。「スイングにはさほど影響はないんですが、鍼などの治療にかかって今は騙し騙しやっている感じ。突然、ズキッと来そうで怖いんです」と、ホールアウト後、小達はとりもなおさず地元の病院にかけこんだ。

★小達のはなし
 「アイアンショットはいいんですけど、長いクラブのショットのときにトップでクラブが倒れちゃって、左にひっかかる。ティショットが課題ですね。
 坐骨神経痛は、スイングの最後のフィニッシュのときに少しズキッと来る感じ。ショットにはさほど影響はないけど、車の乗り降りとかがちょっと大変です。今は鍼などで治療しながら、騙し騙しやっている。突然、ズキッと来そうで怖いんですけど…。
 この大会は初優勝した試合だけれど、コースが違うし(93年、広島カンツリー倶楽部西条コース)意識はしていませんが…小心者なんで、ちょっとでも失敗するとすぐにスウィングで縮こまってしまう。残り2日間は堂々と頑張りたいですね」

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