創部わずか2年目。広島県・東広島市の東広島市立三ツ城小学校の久保岡律夫・監督は、「信じられない」という思いの一方で、確信もあった。
「きっと、どこの小学校にも負けない。あれほどの練習を重ねてきたのだから・・・」。
だから、スタートミーティングで子供たちにも「自分の力を信じて頑張りなさい」と、伝えた。
その言葉通り、143ストロークで初優勝を飾った。
日ごろの成果を出し切った子供たち。
自然と感謝の気持ちがこぼれ出た。
「この監督について、よく頑張ってくれました。・・・本当にありがとうね!」。
そんな監督と、支えてくれた両親、家族と。
そのほか恩人のみなさんに向かって、キャプテン・窪田翔(くぼたかける)くん(小4)も精一杯の優勝スピーチ。
「今日、応援をしてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。この日のために、力合わして頑張りました。監督、お父さん、お母さんに見守っていただきました。ありがとうございました。これからもゴルフを楽しみながら、礼儀とマナーを勉強していきたいと思います!」。
参加者全員で、これからいっそうの精進を誓った。
なお、昨年優勝の沖縄県・那覇市立壺屋小学校は144ストロークで2位、
3位は147ストロークの地元・茨城県・笠間市立宍戸小学校
でした。
ベストスコアは、
嘉数彗悟(かかずけいご)くん (沖縄県・那覇市立壺屋小学校2年)
末松侑くん (兵庫県・須磨浦学園須磨浦小学校4年)
で、いずれも26ストロークでした。
また、今年はホールインワンが3人も出ました。
快挙を達成したのは、
嘉数知恭(かかずともゆき)くん (沖縄県・名護市立大北小学校2年)
磯野敏信くん (茨城県・笠間市立宍戸小学校4年)
田中唯斗(ゆいと)くん (茨城県・笠間市立稲田小学校4年)
でした。
大会には、髙橋勝成とこの日、本戦のリーダーにつけた髙橋竜彦の妻で女子プロの葉月さんと、横尾要は表彰式のプレゼンターをかねて、応援に駆けつけました。
今大会は、全国の小学校から予選を勝ち上がった20校が、2年〜4年生までの6人で1チームを組んで、UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズの開催コースでもある宍戸ヒルズカントリークラブの東コース9ホールをストロークプレーでまわり、上位5人のスコアで順位を決定しました。
※写真上が今年の優勝校の東広島市立三ツ城小学校。
久保岡律夫監督率いる代表メンバーは、
窪田翔くん (小4、キャプテン)
竹下晃正くん(小4)
梶原直樹くん(小4)
栗原崇浩くん(小4)
高橋拓史くん(小4)
門田虎之くん(小3)
6人の精鋭たちは、リポーター高橋勝成のインタビューに答えてテレビに向かって喜びを語った!
大会全成績は「こちら」をご覧ください。