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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2008

星野英正は5年シードを足がかりに

この日、18ホールついて歩いてくれた江連忠は・・・
ツアープレーヤーNO.1の称号には、5年シードと8月の世界ゴルフ選手権ブリヂストンインビテーショナルの出場権がついてくる。
3打差の単独首位につけた大会3日目。2004年大会のチャンピオンで、大親友のS・K・ホに言われた。

「向こうの選手は、6番や7番アイアンで200ヤード以上も飛ばすんだ。ヒデもこの大会に勝って、
一度行ってみたらいい。どうせ通用しないと思うけど」。

だからというわけではないが、今大会で勝てたら肉体改造に着手すると決めていた。
「もともとトレーニング嫌い。自分をいじめることが苦手で」と笑うが、「今のゴルフで体が2倍大きくなれば、もっともっと勝てる」との思いも常にあった。

「技術はもう大きく直すところはない。あとは、パワー。徹底的に鍛えれば安定感が増して、飛距離も伸びる。…やらなくちゃ!」。

毎年、シード権の確保をにらみながらの取り組みには不安も限界もあるが、複数年シードを手に入れた今ならじっくりと腰を落ち着けて取り組める。

それで距離の長い海外のコースでも互角に戦えるようになれば…。
その先に、海外メジャーへの道も開けてくる。
その前に「本当はどれほどのものなのか」。

まずは、今の自分でどこまで通用するのか腕試しだ。

開催地の米オハイオ州アクロンで、SKの言った言葉の現実を知ることになるのだろうか。
「最低でも半分より上の順位には行きたい」。
国内メジャーの初タイトルの余韻に浸る間もなく来月には、初舞台への挑戦が待っている。

  • 同じ最終組で回った東北福祉大の後輩、岩田のコーチでもある。同門対決は先輩に軍配!
  • 優勝賞金3000万円のほか特別協賛・森ビル(株)提供のホテル宿泊券や茨城県産のメロンなど数々の副賞もご両親への贈り物…!(右は森ビルの森稔・代表取締役社長)

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