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ダイドードリンコ静岡オープン 2000
中嶋常幸は、今週が“自身”の開幕戦
昨年末でプロ転向以来契約を結んできたミズノとの契約を解消し、今年からは「自分の使いたいクラブを使う」と、オフの間に厳選したセットを持参している。「このクラブのおかげでスイングもリフォームされているんだよ」(中嶋)
また、今年の1月に視力回復手術を行い、「高校時代から」という長い付き合いだったメガネをはずし、0.2から、1.2まで回復した裸眼でのプレーとなる。
「関西弁でいうと、ゴルフの調子は『ごっつ(大変)エエ感じ』。クラブは『エエ感じ』。目も『エエ感じ』。体は『ボチボチでんな』。手応えは『来てます来てます』っだね(笑)」。
初戦を迎える今の心境を食事にたとえ、「お腹がぺこぺこのときに、好きな食べ物を目の前に置かれたような感じ」と好調さを強調した。今季を“リベンジの年”と位置付けている、ともいう。「これまでの自分自身の不甲斐なさに逆襲、という意味のね」。
今大会出場予定の息子の雅生君(日体大2年)のためにも、父の威厳を“開幕第1戦” で、ぜひともみせつけたいところだ。 写真;プロアマ戦での中嶋。メガネをはずしてのプレーをアマチュアの方々に初披露した。