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日本プロゴルフ選手権大会 2000

「今日のコースは易しかった。どこが苦しいのがわからない」東聡

 ボギーは、ティショットをバンカーに打ちこんだ12番パー3だけ。ラフに打ち込んだホーは8番パー4だけと、ショットが好調。

「(ラフが深く)両サイドとも打ちこんだらダメというコースなんで、フックボールかフェードボール、どっちで打つか決めて片方は切り捨てられるから、打ちやすいんです。みんな難しくて苦しんでるとか言うけど、『どこが苦しいの?』っていうくらい今日の僕が調子がよかった」と東聡。

460ヤードと距離が長く、グリーン手前にクリークが横たわる15番パー4(=写真)だけは、「ティショットでちょっと右にいきやすくて唯一、フェアウェーを捉えにくい」そうだが、そのほかのホールはすべて、アドレスで「なぜかとても構えやすい」のだという。

「今は、いまいちパットの方の調子が悪くて、1番と3番、それと6番、7番でも、4 メートル前後の取れるはずのバーディチャンスをはずしちゃったけど…」。後半のアウトコースをずべてパーでまとめて、通算6アンダー単独首位でホールアウトした東は「今日のコースはやさしかったですよ」とニヤリ。2打差2位の鈴木亨と2サムで決勝ラウンドに挑む。

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