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KBCオーガスタ 2007

歴代チャンピオンのスティーブン・コンランが2位浮上

いま、故郷のオーストラリアは冬真っ只中だ。先週まで2週間のオープンウィークは、もちろん里帰り。自宅でゆっくりと過ごしてきただけに、今週の暑さは思いのほか堪える。

大量に汗をかくことを見越して、スタート前から十分な水分補給を心がける。
確かに、芝目のきつい芥屋の高麗グリーンは厄介だが、余計な時間をかけるとますます体力を消耗する。

「だからパっと見て、明るく見えるのが順目、暗く見えるのが逆目。ラインと方向を決めたらあれこれ考えずに思い切って強めに打つ。それが、上手くいっているんだね」。

2004年大会のチャンピオンは2日目を終えて通算10アンダー単独2位に浮上して、「だから高麗グリーンは好きなんだ」と、涼しげに微笑んだ。

90年に母国でプロ転向したあと、稼ぎ場を求めて96年に来日。98年からシードの仲間入りを果たし、今年10年目を迎えるが、いまだツアー1勝というのでは寂しい。

税理士の資格を持つ41歳は「残り2日間も頑張ります!」と気合を入れていた。

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