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コカ・コーラ東海クラシック 2007

石川くんは星野と、スパイダーマンと・・・(9月25日更新)

16歳になって初めてのツアー。記念すべき“第1戦”は、ビッグネームとの同組だ。星野英正と、コロンビアの新星カミロ・ビジェガス。
予選2日間は昨年度覇者と、注目の招待外国人選手との組み合わせに目を丸くして、「ビックリしました。こんなに早く、すばらしい選手と一緒に回っていいのかな、と・・・」。

この日25日(火)に行われた共同会見。ひとしきり、そんな謙虚なコメントで応じた石川くんだったが、ビッグネームに怖気づいてしまうような高校1年生ではない。

「・・・でも、一歩引いたら運も逃げちゃう。ゴルファーとして同じトーナメントに出ているので、一歩も引かずに行きたいです!」。

ツアー3戦目を迎える今週のコカ・コーラ東海クラシック。舞台となる愛知県の三好カントリー倶楽部は、これまでの2試合に比べ、もっとも手ごわいコースといっていいかもしれない。

落としどころの狭いフェアウェーに深いラフ。
「経験の多いプロのみなさんに比べ、僕はラウンド数も少ないので、できる限りのことをしたかった」と、難コースを警戒して先週の21日金曜日に早くもコース入り。今月8日の分と合わせ、この日までにすでに5ラウンドをこなす徹底ぶりだ。

日ごろから「トーナメントに出るからには、プロのみなさんの失礼にならないよう、入念な準備をして挑みたい」と話している石川くん。
だからこそいざ本番でも、堂々と振る舞える。
「どんな結果になっても、悔いの残らないようガンガン行きたいです!」。
今週も元気一杯の笑顔を見せてくれそうだ。

予選2日間を石川くんと同じ組で回ることになったビジェガスの話
日本で15歳のアマチュアが勝ったという話は聞いています。僕もまだ若いほうだけど(笑)、若い人が活躍するのは良いことです。ラウンド中は、少しでも会話ができれば。また、僕のゴルフで参考になることがあれば、ぜひ見て学んでほしいですね。

ディフェンディングチャンピオン星野の話
石川くんと一緒に回るのは初めてだから、どういうゴルフをするのか楽しみです。アマの試合と違って、やっぱりプロのコースは違うから。僕も、昨年勝つまでは、ここ三好には良い印象はなかったから(笑)。こういうコースでどういうプレーができるか・・・。
(自身もトップアマからプロ転向したことを踏まえ)何か、自分の経験したことで、アドバイスできることがあったら、ぜひしてあげたいと思います。

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