記事

中日クラウンズ 2008

宮里聖志が首位タイ

優勝争いを繰り広げた先週よりも、さらにショットの調子は上がっている。水曜日のプロアマ戦で、クラブヘッドがインサイドから入りすぎていたことに気がついた。
「意識して、外から入れてくるイメージで打ったら目線と出球が合うようになった」。

今週、クリークの代わりにバッグに入れた2番アイアンも奏功した。
「僕はロングアイアンが好きで。ウッドよりもイメージが出る」。
得意クラブを駆使し、ピン位置によって攻め方を変えた。

「ピンが奥のときは、ラフからでも狙える」と、思い切ってドライバーで打った。
厳しいピン位置には、刻んできっちりとフェアウェーキープ。
ガラスのようと評される和合の高速グリーンに「スピンは効かない。高さを出して、上から落とすイメージ」でチャンスを作り、4アンダーは首位タイの好スタートだ。

首位と2打差の3位からスタートしたつるやオープンの最終日に76を打って18位タイまで落ちたが、「先週のリベンジというよりも、今年に入ってゴルフの感じはいいから。こういうチャンスが何度もくればいいな」と“お兄ちゃん”に気負いはない。

関連記事