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アイフルカップ 2001
「精神的な問題」
先週の金曜日、練習場で腰を痛めた。
翌日は、「座っているだけでもつらかった。ボギーを打ったら、棄権しようと思っていた」くらい、深刻な痛みをかかえながらのプレーにも、なんとか26位で完走した。
今週も、腰の具合は本調子ではないが、6月のミズノオープンから、「初日だけは、3週連続のトップ10入り」。そして、4週目にあたるこの日初日も、66でまわってトップタイと、ゴルフ自体は好調が続いているだけに、現在賞金ランク62位の菅谷は、「早くシードを決めちゃいたい」と、鼻息が荒い。
ただし菅谷の問題は、好スタートを切っても3日目以降。
首位発進したミズノオープンも、3日目、76を叩いて後退。
8位タイからスタートの日本ゴルフツアー選手権は、最終日79を叩いて結局44位…。
「ミズノとツアー選手権の3日目4日目をパープレーで回っておけば、今ごろシード決まってたのに…悔し〜い!!
僕ら予選会から出ている人間は、初日が良いと、つい、次の日からは博打みたいなゴルフをして自滅しちゃうっていうの、あると思うんです。『ダメでもともと、行ってしまえ〜!!』…ってやっちゃって失敗する(笑)。
それとあと、まわりに流されるっていうのもある。大事に行こうと決めていても、周りが伸ばしてくると、“こうしちゃいられない!”って攻めて、自分のゴルフができなくなっちゃうんですよね」
いずれにせよ、2日目以降の不調は、「精神的な問題」と反省しきりの菅谷。
「今度こそマイペースで行く」と心に誓い、今週は上位で踏ん張るつもりだ。