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「Asian Tour International」最終日 8アンダーを叩きだした清田が3位タイで終了

スタート前「トップ10には入れないだろうなぁ、3アンダーぐらいは出したいな」と、考えていたという清田。ところが、結果は今大会の優勝者 LIN Wen-tang(台湾)と同じ64をマーク。
出だしの1番、2番ホールで連続バーデイを決め、幸先の良いスタートを切り、9バーディ、1ボギー、
トータル16アンダーというビッグスコアを叩きだした。

この日、唯一清田がスコアを落とした4番ホールでは第3打目のバンカーショットをピン傍2メートルに寄せるも、それを外してボギー。 「まだグリップはしっかりきてない」と、調整中のパッティングのグリップにまだまだ納得していない様子だった。

海外遠征も2年目の清田。今年2月に開かれた「Maybank Malaysian Open」出場の為、マレーシアを訪れた際は食事が合わず体調を崩して棄権するなど「まだ、全然慣れないですよ」と、食事面などでの面でも苦労が多い様子。

昨年末、日本のファイナルクォリファイングで2位となり、現在アジアと日本の二つのツアーの出場権を持っている清田は開幕戦の「ホームメイトカップ」と同週アジア、欧州共催の「ボルボチャイナオープン」のどちらに出場するかどうか思案中。

今年2月に開かれた、同じくアジアご欧州共催イベントの「Johnnie Walker Classic」ではアダムスコット、やヨーロピアンツアーの賞金王に8度も輝いたC・モンゴメリなどを早々たるメンバーをおさえ単独2位。「ボルボチャイナオープン」での好成績を残せば、更に活躍の場を広げることができる。
「開幕戦かどうかはまだ分からないが、日本の試合には出たいと」と、第3ラウンド終了後はなしていた清田。厳しいとは分かっていても更に上を目指し、日々進化する清田に日本で会える日はそう遠くないだろう。

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