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住建産業オープン広島 2000
「まぐれとは思わずに『自分の実力や』と思って、残り試合を戦いたい」
最後は、1メートルのパーパット。
「15番で5位タイとわかって『ひとつでも』と思ってプレーしてたんですけど…最後もプレッシャーでガチガチでした。でも、これまでああいうパットは絶対にはずしてたけど、今回の経験でしぶとくプレーできるようになったと思う。」と通算8アンダー、ツアー自己ベストの単独5位につけた山口治は充実の表情でホールアウトしてきた。
最終日、「我慢してしのいで」71というスコアには「今日の1アンダーは初日の3アンダーくらいの価値がある。」と納得顔。「はじめての最終組だった3日目は、さすがに緊張で崩れてしまったけど、それでも4日間トータルして考えたらよく辛抱できたと思う」と、満足そうに振りかえった。
これで、出場順位を決めるファイナルQTのリランキングも21位までランクアップ。
「今回の順位はツキもあったかもしれない。でもこれを“まぐれ”とは思わずに、自分の実力やと思ってあとの残り試合でもベストを尽くしたい。そして、最終戦のファンケル沖縄オープンまでにできればギリギリシード入りできるくらいの位置にはつけておきたいと思います。」と力強く話した。