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ANAオープン 2008
津曲泰弦(つまがりたいげん)「得意な北海道で決めちゃいたい」
現在、そのポイントランキングで4位につける津曲泰弦が好発進だ。
“初戦”にあたる「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」で3位につけたことからも伺えるとおり「北海道が大好きなんです」。
寒冷地特有の洋芝は「ラフから打ってもフライヤーしないから、計算がつきやすい」。
伸び伸びと豪快な飛距離に、好調のパッティングが相まって怖いモノなし。
そんな津曲には大会特典の“ボーナス”の獲得もそうだが、もっと切実な目標がある。
現在、969万1000円を稼いで、賞金ランクは50位。
初のシード権にも手が届きそうな位置にいるだけに「得意な北海道で決めちゃいたい」。
初日6位タイの好発進に、改めて気合いを入れた。
北海道スイングとは・・・
道内で行われる長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ(7月24-27日 ザ・ノースカントリーGC)と、サン・クロレラ クラシック (7月31-8月3日 小樽CC)と、ANAオープン (9月18-21日 札幌GC輪厚C)の3大会で全勝した選手には各主催者より賞金1000万円と、海外ツアーの出場権が、また該当者がいない場合も3大会の獲得賞金のポイントランキング上位者に賞金100万円と、海外ツアーの権利が与えられるというもの。
なお、今年はオーストラリアンツアー公式戦「豪州オープン(12月11〜14日、ロイヤルシドニーゴルフクラブ)」と、欧州ツアー「ドバイ・デザート・クラシック(2009年1月29日〜2月1日、エミレーツゴルフクラブ)」の2試合の出場権が与えられることになりました。
昨年の受賞者は小田龍一。最終戦のANAオープンで大逆転。100万円と、アジアンツアーの「バークレイズシンガポールオープン」と、翌年2月の米ツアー「マヤコバクラシック」の海外2試合の出場権をゲットした。
<サン・クロレラ終了時の「ゴルフ北海道スイング」トップ10>
1位 デービッド・スメイル(115ポイント)
2位 貞方章男 (110ポイント)
3位 上田諭尉 (99ポイント)
4位 津曲泰弦 (97ポイント)
5位 宮本勝昌 (93ポイント)
6位 谷原秀人 (91ポイント)
7位 エディー・リー (86ポイント)
7位 ドンファン (86ポイント)
9位 S・K・ホ (85ポイント)
10位 山下和宏 (82ポイント)