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GDOチャレンジカップ 2006

GDOチャレンジカップ初日は小西仁が単独首位。

今年で2回目の開催となったGDOチャレンジカップは、秋晴れ微風という好天の中、茨城県の静ヒルズカントリークラブで初日のラウンドが行なわれた。

中嶋常幸の設計監修によりリニューアルされたばかりの静ヒルズカントリークラブは、その難易度の高さから、選手たちはスコアメイクに苦しんだ。

この厳しいコースで初日首位に立ったのは35才の小西仁。

インからスタートした小西は、「林に入ったのに出てきたり、チップインも2回でラッキーがあった」と振り返る。
前半の12番でチップインバーディのあと、折り返した6番でもグリーンオーバーしたアプローチをチップインしてのバーディ。続く13番495ヤードのミドルホールでは、ティショットが曲がりカート道路にはね、残り125ヤードまで飛んでいき、2打目を9番アイアンでピンにピタリとつけての連続バーディで、5バーディ1ボギーとスコアを伸ばした。

「ドライバーは不安だったが、あとは全部うまくいった」という小西は、「距離は長いがドライバーを使わずスプーンを数ホールで使い」、コースマネジメントもしっかり組み立てて攻めた。

「昨日は母の誕生日でお墓参りに行ってきた」という小西は、お母さんを昨年12月に亡くしている。
「チャンスが巡ってきた。優勝できたら良いが、明日居なくならないように頑張る」と控え目ながら闘志を燃やし、明日、母の墓前に吉報を届けたい。

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  • ホールアウト後に練習をする小西