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Philip Morris Championship 1999

アメリカ時間の29日11時は、亡きペイン・スチュワートの追悼式がはじまる時刻。

日本ツアーでも同氏の死を悼み、11時から1分間、プレーを一時中断し、全選手が合衆国の方角の東にむかって、黙祷をささげた。

 米ツアー参戦7年目で、同氏とも親交の深かった尾崎直道は、17番ホールのグリーン上で黙祷をささげた。

「ペインとは、フレンドリーなつきあいをしていた。アジアサーキットで優勝争いをしたこともあるんだ。 ななか入手できないバスケットのチケットを、4枚も取ってくれたこともあった…。もちろんタダでゆずってくれたんだよ。そのお礼にワインをあげたら、そのあとすぐ全米オープンで優勝したんだ。 今週は、この会場で全米オープンのペインのようなガッツポーズをしたいと思うよ。」

丸山茂樹 来季から、米ツアーに本格参戦する予定の丸山茂樹も、ペインの死にはショックを隠せない

「アメリカに行ったときは、いつもボクにも気さくにあいさつしてくれました。亡くなったなんて、今でも信じられない。 あのような夢を与えてくれる人が亡くなってしまい、とても残念です。いつも笑っている印象があったな…。一緒にまわったことがなかったので、一度、まわりたかったのに…。」

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