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初日=DAY1の組み合わせ発表
前半の9ホールに当たる<1stステージ>は、各自のボールでプレーして良いほうのスコアを各ホールのスコアとする「ベストボール方式」のダブルス戦で、後半の<2ndステージ>はストローク形式のシングルス戦で腕を競い合う。
注目はなんといっても、午後からの9ホールにあたる2ndステージの最終組だ。シニアと男子の賞金王と、賞金女王。まさに3ツアーの各巨頭の激突は絶対に見逃せない。
いずれも手強い相手だが、男子の賞金王は作戦もばっちりだ。
本戦のティインググラウンドは女子、シニア、男子の順で、距離が長く設定されている。
「飯合さんには、同じティから打っても勝てないのに…」と顔をしかめた片山は、まずは54歳の飛ばし屋を警戒しつつ、「遠いところから、いかにそばに寄せるか」。
正確無比なショットで立ち向かう。
女王・古閑への対策は、今回のキャディに任せる。
バッグを担ぐ女子プロの北田瑠衣は、古閑のひとつ先輩。
「瑠衣ちゃんには、美保をしっかり押さえておけ、と…。きっちり伝えておきましたから」と、あの手この手でニヤリと笑った。
もっとも、賞金王の実力を持ってすれば、そんな小細工は必要ないかもしれない。
シニアの中嶋常幸は、「シンゴは努力の天才だけど、僕はホントの天才。どっちがほんとの天才か、ぜひ最終日に一緒に回ってはっきりさせたい」と挑発されたが、本人も望むところだ。
「去年も一緒に回って完膚無きまでにたたきのめされていますからね。今年は、中嶋さんとも勝負できると思ってやりたいと思います」と、片山。
最強ツアーの雄として、この究極の対抗戦で実力を見せつける。
<1stステージの組み合わせ>(左からPGA、LPGA、JGTOの順)
(第1組)9:00 中嶋常幸&三好隆、福嶋晃子&古閑美保、矢野東&石川遼
(第2組)9:15 飯合 肇 &室田淳、原江里菜&李知姫、 谷原秀人&宮本勝昌
<2ndステージの組み合わせ>
(第1組)12:45 三好隆、 原江里菜、宮本勝昌
(第2組)12:55 渡辺司、 李知姫 矢野東、
(第3組)13:05 室田淳、 横峯さくら、石川遼
(第4組)13:15 飯合肇、 古閑美保、片山晋呉