１Wの精度にますます磨きがかかり2023年は３季連続で歴代最高記録を塗り替える79.269％のフェアウェイキープ率をマーク。８季連続１位に輝いた。『ACNチャンピオンシップ』ではプレーオフを制して通算５勝目。トップ10は単一年では自己最多の11回を記録した。　自宅は鹿児島市内の練習場。父親の兼隆さんは『日本シニアオープン』出場歴があるほどの腕前で、自然にクラブを握れる環境で育つ。高校２年時の11年にプロテストに挑み、見事一発で合格した。　14年に出場７試合で初シードを獲得。18年『日本オープン』では３打差首位で迎えた最終日に１度もフェアウェイを外すことなく68にまとめて初優勝を飾った。20年の『日本オープン』で２度目の優勝。谷原秀人との競り合いを最終ホールのバーディで制しての劇的Vだった。22年には自身初の年間２勝をマーク。パー３の累計スコアでは３季連続１位を継続中だ。