子供のころからほぼ我流で腕を上げた。中学・高校時代は毎年のように『日本ジュニア』出場を果たし、３度トップ10に入っている。大学進学時はゴルフでいくつかの大学から誘いもあったが関西学院大学の法学部に入り、２年生までは弁護士の道も考えていたという。３年になるころにはプロゴルファーを目指すことを決意。大学を出た翌年にプロ転向した。だが、26歳ごろに左手首を痛め、TFCC損傷と診断される。クラブが振れなくなったことから、やってみたかった仕事に挑戦しようと自ら会社を立ち上げるなど、１年半ほどさまざまなことにトライした。ただ、周囲から「もう一度ゴルフを」と言われて再起。60㎏ほどだった体重をトレーニングで80㎏に増やした。復帰最初のシーズンとなった昨季はABEMAツアーで最高27位に入る。ＱＴではファイナルに進んで78位だった。アイアンショットとパッティングが得意。課題には１Ｗの精度を挙げている。