時松隆光を育てた篠塚武久氏の指導を受け、握りは時松と同じベースボールグリップ。小学生時代から九州地区の大会で優勝するなど活躍していた。高校はゴルフ部のない東福岡に入り個人で活動。２年時の2015年には『九州オープン』で２位に食い込んでいる。日本大学に進み、17年の『日本学生』では21年ぶりの１年生王者に輝く。ツアーでも活躍し、『ブリヂストンオープン』では17年から３年連続でベストアマに。しかも順位は10位、15位、６位という堂々たるものだ。プロ宣言をして臨んだ20年のＱＴで５位に食い込むと翌年はプロ２戦目にトップ10入りを果たすなど堅実な成績を残して初シードを獲得した。22年は地元開催の『Sansan KBCオーガスタ』で自己最高の３位に。23年は『横浜ミナト』２日目に61を叩き出すなど見せ場をつくった。賞金ランクは少し下がったが平均ストロークやバーディ率は上昇している。