宮城県仙台市出身。父親の忠廣さんがティーチングプロで小さいころから自然とクラブを握っていた。中学の時に『宮城県ジュニア』で優勝。ルネサンス高校を経て東北福祉大学に進み、2019年７月の『日本アマ』では１打差３位で予選を通過するが決勝ラウンドで苦戦して15位に終わる。翌月の『日本学生』では逆に決勝ラウンドで順位を上げて２位でフィニッシュした。21年に大学を出て千葉県の船橋ＣＣに所属。同年、プロテストにも合格した。ＱＴでは好成績を残せず、これまで出場機会は少なかった。その間は所属先で業務やレッスンをこなし、ミニツアーなどでプレーしていた。23年のＱＴで初めてファイナルに進出。その要因を「ミスの幅が減ってきたことと、ミスをしても対応できる力がついてきた」と分析する。持ち味はアプローチとパッティング。インテンショナルに球を曲げて攻めることも得意にしている。