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コカ・コーラ東海クラシック 2010
今年、ルーキーの朴星俊(パク・ソンジュン)が首位タイに
難攻不落のここ三好では、「攻めのゴルフより、安全なプレーを」といいながら、好機はみすみす逃さない。残り250ヤードの第2打を、スプーンでフォローの風に乗せ、3メートルを決めた。
特に6番、7番アイアンが好調で、「今日は150ヤード前後の距離を残すようにした」と、得意分野を最大限に生かし、攻守のバランスも完璧に、この日6アンダーの66は、ベストスコアで首位タイ浮上だ。
シーズン序盤は慣れない環境に「選手のみなさんの顔もほとんど分からず、戸惑った」と言うが、もはや今年は残すところ9試合となって、今ではリラックスしてプレーが出来る。
「毎週、コースセッティングは素晴らしいですし、スタッフのみなさんも親切で、とても居心地がいいんです」と、参戦10試合目にして、すっかり日本ツアーに馴染んでしまった。
10歳から7年間、ニュージーランドで過ごして英語もぺらぺら。
成人男子に課せられる兵役も昨年4月に務め上げ、ますますゴルフに集中出来る。
決勝ラウンドで、初の最終組にも「余計なことは考えず、自分のプレーに徹します」と、24歳のリーダーは落ち着いたものだ。