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日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2010

宮本勝昌が暫定首位

「日本ゴルフツアー選手権 シティバンク カップ 宍戸ヒルズ」の第3ラウンドは、18時47分に、日没サスペンデッドが決定した。
早朝は悪天候のため約4時間スタートが遅れた。11時15分にようやくゲームを開始したものの、今度は15時07分に、雷雨のため競技中断。17時10分に再開したが、計8組24人がホールアウト出来なかった。

リーダーの宮本勝昌がいる最終組は、15番のティショットを打ち終えたところでいったん、引き上げてきた。
週末は一転、波乱の展開に宮本は思わず溜息。「長い1日でしたね」と、苦笑した。

翌6日(日)の最終日は早朝6時15分より第3ラウンドの残り競技を再開。引き続き、ゲームは8時40分から、最終ラウンドに突入する予定だ。
タフな戦いの中でもトーナメントリーダーにとって大きな救いは、現在5つの貯金があることだ。

後半は12番で手前から7メートルを沈め、13番は奧から5メートル。
連続バーディで、いっきに2つ伸ばしたことで、流れを作った。

もっともまだ第3ラウンドは、シビアな上がりホールを残しており、「15、16、17、18番のどこかでダブルボギーもありうる。終わってみないとナイスプレーとは言えない」と、大量リードにも油断するつもりはさらさらない。
と同時に、「逃げているつもりもない。逃げている、というとイメージが良くないから。気持ちよく走っているだけ。マイペースでやっているだけ」と、自らに言い聞かせる余裕さえ見られる。

今季のメジャー第2戦への発奮材料は、先月5日の子供の日。都内で行われた今大会恒例のプレイベント「ファンとの集い」だ。2年連続で選手会長をつとめた昨年は、その舞台に立つそれなりの理由があった。「でも今年は特に関係ないのに、また会場の六本木ヒルズに呼んでいただいて・・・。有り難かった」。
中嶋常幸や石川遼らとファンの黄色い声援を浴びて、決意が固まった。
2001年大会以来、2度目のツアープレーヤーNO.1の称号を駆けて「ファンや、スポンサーのみなさんにも頑張っている姿を見せたい」。
最終日は「再び長丁場」の22ホールを、感謝の気持ちでまわりきる。

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