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JGTO Novil FINAL 2010
中田範彦、白潟英純の2人が通算8アンダーで首位タイ
この日首位に立ったのは、通算8アンダーで並んだ中田範彦、白潟英純(しらかた・ひでずみ)の2人。1打差の通算7アンダーで三橋達也、朴星俊(韓国)の2人が追う展開となった。チャレンジ賞金ランキング2位のすし石垣は、通算6オーバーでまさかの最下位に低迷している。
現在チャレンジ賞金ランキング10位の中田と、11位の白潟の2人が首位に立ち、来年のツアー出場優先権(第一回リランキングまで)を獲得する7位以内を射程距離に置いた。
中田は1番ホールでティショットを左に引っ掛け、ラフに。第2打を7番アイアンで打ったボールはカラーに止まった。そこからパターで打つと、カップインしてイーグル発進。最高のスタートを切り、前半は1アンダー35で回り、後半に入ると11,12,14番でバーディを奪い、通算8アンダーとした。
「練習ラウンドからティショットがフェアウェイに行かず、それでもアイアンショットがよくてグリーンを捉えられている」という。ドライバーが右に、左に曲がるが「後半になるとよくなってくる」。原因は「リズム」だと分析する。試合になるとどうしても「早くなって」しまいがち。それが後半になるとリズムがあってくるようだ。
ランキング争いは「考えないようにして、どうせ明日決まるから」というものの、やはり気になる。「プレッシャーを感じながらやるしかない」と覚悟を決めた。
一方、白潟も2日連続の68に「まずまず」と満足した様子だ。1番バーディのあと、5,6,7番と3連続バーディ。後半は1バーディ、1ボギーのパープレーに収め、通算8アンダーでホールアウトした。
もちろんクォリファイングトーナメントに行かなくてもいい、チャレンジ賞金ランキング7位以内を狙うが、順位ばかり気にしても「他の人もいるので」と、「いいゴルフをすればいい結果が出るでしょう」とツアー1勝、アジアンツアーでも1勝しているベテランらしく淡々と、最終日を迎える。