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ANAオープンゴルフトーナメント 2011
カート・バーンズは「負けられない、とは言えないよ」
4つのパー5の中でも「一番好き」という5番で、チップインイーグルを奪ってますますイケイケ。さらに残る3つと、最終18番も楽々バーディで、伊藤くんとついに肩を並べた。
日本ツアーで自身初めての最終日最終組こそ、もっともお気に入りの一着も用意してある。
母国への愛国心が一杯詰まったコスチュームと、豪快な飛距離で16歳の高校生を圧倒出来るか。
もっとも、「ゴルフは何が起きるか分からないからね。伊藤くんに負けられない、とは言えないよ」と、奇抜な風貌とは裏腹に、本人はちょっぴり弱気?!
いやいや、そんなはずはない。
「僕も調子が良いので、ベストを尽くせば何が起きるか。とても楽しみ」と、ニヤリと笑った。「明日も自分のプレーに集中してやる」。
3日目に続いて再び同組になった小田も含めて「また飛ばし屋2人と一緒だ」と、声を上げた伊藤くんに、どこまでプレッシャーをかけられるか。