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関西オープンゴルフ選手権競技 2011

QT組の吉永智一が5位タイ

この日初日は67の4アンダーにも、「もう少し行けた」と、悔しがった。後半のアウトコースは風が舞い、「特に6、7、8、9番はすごく難しかった」という。
7番では、残り90ヤードを打った瞬間に真逆の風。「キャリーで15ヤードもオーバーした」と、ボギーを打った。

「もうちょっと伸ばせた」と顔をしかめて繰り返したが、5位タイは上々のスタートだ。

先週から手応えはあった。
日本ツアーと同様に、QTの資格で参戦しているワンアジアツアー。
やはり灼熱のタイで行われたトーナメントは、昨年まで使っていたクラブに戻して4日間で16アンダーをマーク。5位に入った。

その手応えのまま帰国した今週は、ますます上り調子で「ノー感で打てますね」と、ショットがキレキレ。

今大会で有資格者をのぞく上位9人に入れば10月の日本オープンの出場権が手に入る。
「とりあえず、トップ10に入れれば」。
熊本県出身の34歳は近藤共弘や、星野英正らと同級生が、ゴルファー日本一を決める大舞台を目指して上位進出を目論む。

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