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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2011
首位タイは、自らへの誕生祝い!!
打ち上げのパー4は落としどころが非常に狭く、しかも467ヤードと距離もあり、15番のパー4(517ヤード)と並んで難易度の高いホールだ。
「一番難しいホールでティショットもセカンドも完璧に打てて。下りの2メートルのバーディパットも決められた。最後のが一番嬉しい。ハンパじゃない」と、たどたどしい日本語で懸命に喜びを語る。
先に首位でホールアウトしたチョイに刺激を受けた。
それと昨年は韓国勢として、初めて賞金王に輝いた金庚泰(キムキョンテ)。
「韓国の子たちがみんな頑張っている。僕も」という気持ちは当然あったが、昨年は序盤に左肩を痛め、2ヶ月ほど戦線離脱。
「今年はすっかり完治しましたし、気持ちは上向き!」と、ようやく本領発揮だ。
先週は日本のオープンウィークに、韓国ツアーのメキョンオープンに出場したが、ここでもまた“キョンテ”に8打差の圧勝を譲り、ヒョンソンは2位に甘んじた。
「今週こそ負けない」と、ますます燃えている。
この日は、特に気合が入る理由もあった。大会初日の12日は、自身31回目の誕生日。
「なおさら良い日にしようと頑張りました。誕生日だからこそ、ラッキーもいっぱいあったかも!」。
まずは最高の誕生日。最終日こそ、でっかくお祝いしたい。