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静ヒルズトミーカップ 2011

今年も予選通過選手全員へのセミナーを開催

『静ヒルズトミーカップ』2日目が終了し、ツアープレーヤー61名、アマチュア3名が予選通過を決めた。その予選通過選手全員を対象に今年もセミナーが開催された。
講師はこの大会の特別協力にもなっている中嶋常幸。

来年で、プロになって40周年、競技生活43年になる中嶋。
その中嶋から選手たちに贈った言葉は、

「ゴルフの成功が人生の幸せではない。」
「言葉は勇気を与えたり、一方で傷つけたり力を持っていること。」
「スランプの大切さ、そしてこの人には負けたくないという思いからいい練習が出来る。」

大きく分けて3点だった。

「ゴルファーとしての成功が永久シードを取ることだとしても、それそのものが幸せではないんだ。むしろ努力できる環境にいる人、上を目指す立場にいる人たちの方が、よっぽど輝いているよ。
みんなには、自分にしか出来ないゴルフへの恩返しを見つけて欲しい。そして、夢を掴む為にスランプ、歯がゆいという思い、悔しいという思い、この人には負けたくないという思いを大切にして欲しい。」

熱い中嶋からの言葉に選手たちも真剣に耳を傾けていた。この日の言葉は選手たちに響いたに違いない。

明日、『静ヒルズトミーカップ』はいよいよ最終日を迎える。このまま、木村友栄が首位の座を守りきるか、それとも・・・。

果たして、表彰式でトミーこと中嶋常幸からトロフィーを受け取るのは誰か?
最後まで目が離せない白熱の優勝争いに注目だ。

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