Tournament article
elite grips・JGTOチャレンジIII 2011
有馬ロイヤルGCの元研修生、杉山佐智雄は惜しくも2位タイ
一時は2位に3打差をつけ、独走態勢を築きかけたが、その後スコアは伸び悩み、最終的にはプレーオフで敗れる形となった。
「(プレーオフのバーディパットが)ショートしてしまいましたね。しょうがないです。出だしが良かっただけに悔いは残りますけど、また次回がんばりたい。」と杉山。
開催コース、有馬ロイヤルゴルフクラブで3年ほど研修生として学んでいただけに恩返しの気持ちが強かった。
「育ててもらっていたコースでの開催だし、恩返ししたかった。」
優勝での恩返しとはならなかったが、応援も多く大いに盛り上げた杉山。
惜しくも優勝とはならなかったものの、この日の2位タイで69万円を加算し、チャレンジトーナメント賞金ランキングも115位から29位まで上昇。これまで出場資格はなかったが、最終戦『JGTO Novil FINAL』の出場資格を滑り込みで掴んだ。
「出られるとしたらシード権を狙いたい。」
と杉山が言うように、来季のチャレンジトーナメントのシード権を獲得できる賞金ランキング30位以内の圏内に入ってきた。最終戦に優勝すれば、レギュラーツアー、第1回のリランキングまでのシード権も可能性は残されており、目が離せない。