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JGTO Novil FINAL 2011

タフなコンディションの中、2バーディ、ノーボギー!村上克佳

タフなコンディションの中、2バーディ、ノーボギーの2アンダーをマークした村上克佳
現在、チャレンジ賞金ランキング16位の村上克佳の今年の目標は、来年のチャレンジトーナメントに出場できる「賞金ランキング30位以内に入る」ことだった。今年は幸先良く、「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」で3位に入り、さらに「elite grips・JGTOチャレンジIII」では、4人によるプレーオフで惜しくも前田雄大に負け、2位に入る活躍を見せた。

ここまでくれば目標を上方修正せざるを得ない。来年のツアー前期の出場優先権を得られるチャレンジ賞金ランキング6位以内を目指す。「でも2位では厳しいので、優勝しかないですよね」と村上は話す。

それには絶好のスタートを切れた。各選手が風、寒さ、コースの難しさ、グリーンのスピードにてこずる中、2バーディ、ノーボギーの2アンダー70をマークして、首位と1打差の2位につけたのだ。8番はグリーン左サイドから15ヤードのアプローチを直接カップインして、バーディを奪った。11番ではティショットがカート道に落ちて弾み、飛距離を稼ぎ、第2打は残り160ヤードを6番アイアンで打ち、5メートルにつけたバーディパットを沈めた。

「パターが良かった。グリーンを外しても、3〜4メートルのパーパットが入ってくれた。15メートルのバーディパットも入らなかったが、いい感じで打てていた」とパッティングが好調だ。こうなれば、優勝もまんざらではない。村上はここまで「今年はいい年だった」と振り返ったが、最後にもっといい年にして欲しい。

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