Tournament article
JGTO Novil FINAL 2011
タフなコンディションの中、2バーディ、ノーボギー!村上克佳
ここまでくれば目標を上方修正せざるを得ない。来年のツアー前期の出場優先権を得られるチャレンジ賞金ランキング6位以内を目指す。「でも2位では厳しいので、優勝しかないですよね」と村上は話す。
それには絶好のスタートを切れた。各選手が風、寒さ、コースの難しさ、グリーンのスピードにてこずる中、2バーディ、ノーボギーの2アンダー70をマークして、首位と1打差の2位につけたのだ。8番はグリーン左サイドから15ヤードのアプローチを直接カップインして、バーディを奪った。11番ではティショットがカート道に落ちて弾み、飛距離を稼ぎ、第2打は残り160ヤードを6番アイアンで打ち、5メートルにつけたバーディパットを沈めた。
「パターが良かった。グリーンを外しても、3〜4メートルのパーパットが入ってくれた。15メートルのバーディパットも入らなかったが、いい感じで打てていた」とパッティングが好調だ。こうなれば、優勝もまんざらではない。村上はここまで「今年はいい年だった」と振り返ったが、最後にもっといい年にして欲しい。