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サン・クロレラ クラシック 2012

韓国の李丞鎬(イスンホ)は単独4位から狙うツアー初V

この日はそれまで再三のチャンスが決められず、くすぶっていたのに8番のバーディで、一転。「今までの流れがガラっと変わった」。
ドライバーを曲げて、林に入れながら6メートルのチャンスにつけた。
残り160ヤードの第2打は、目の前にちょうどぽっかりと、打てるスペースがあった。
8番アイアンで脱出してそこから4連続バーディで、一気に首位との差を縮めてきた。

17番では、16メートルもの長いバーディトライも決まって3打差の4位につけた。

2007年以来のシード復活をかけた今季は出場優先順位を決めるファイナルQTの、ランク41位で参戦。序盤は出場権に恵まれなかったが、6月のミズノオープンで5位につけて、先の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」の後に組み替えられた予選会のランキング(リランキング)で、11位に浮上。

さっそく出場のチャンスを得た今週も引き続き、好調だ。

前夜は、小樽市内で母親のチョンポクさんと“ニッポンの夏”を楽しんだ。「ご飯を食べようと外に出たら夜店や、花火も上がって、着物を着た人がたくさんいて。これが日本のお祭りというものか、と」。

ツアー初Vがかかる今週は、自らもでっかい花火をあげたい。

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