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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2012

3日目は2人のホールインワン

ホールインワンのボールはその場でギャラリーにあげてしまった呉。上がってくるとその人が待っていてくれて記念のボールにサインを求められた
まず最初は呉阿順(ゴアジュン)だ。公私ともに、生まれて初めての快挙は165ヤードの7番だった。9番アイアンのティショットはグリーンに着弾した瞬間に、視界から消えた。

ほとんどダイレクトでカップをとらえて唖然呆然。喜びと嬉しさのあまり、ガッツポーズで飛び跳ねた。
たちまち勢い付いた。「打てばカップに入る感覚」と、余韻はしばらく続いて、そのあとの8番から連続バーディで、一気に首位にも肉薄した。

ノリノリのまま迎えた17番は、この日最後のパー3でも気分上々で果敢にピンを狙ったが「風の判断ミス」。
池ポチャのダブルボギーで失速して、しょんぼりだ。
2週前に、池田勇太との暗闇のプレーオフを制して日本ツアー初Vを飾った呉。
さっそくツアー2勝目のチャンスも、4打差の8位に後退したが「チャンスはある。明日も楽しみながら回りたい」と、諦めない。

そしてもうひとりは、前日の2日目に2位につけた豪州のダレン・ベック。
11番ホールは、5番アイアンで狙ったティショットがカップに吸い込まれて、呉と同じくホールインワン賞の指定外ホールでの快挙達成には主催のパナソニックより、複数均等割りでの賞金100万円が贈られます。

  • やはりこの日ホールインワンを達成したベックはアジアンツアーで戦う選手。呉と同じく首位と4打差から日本ツアー初Vを狙う

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