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中日クラウンズ 2012

毎年恒例!「たんぽぽ作業所」にツアーメンバーが訪問!

午前中、施設の方々は名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースに来場。プロの練習ラウンドを18番グリーンの応援スタンドから見学した。
練習ラウンドが行われたこの日、昨年に続き、中嶋常幸、鈴木亨、桑原克典、星野英正、兼本貴司の5名が、今年も愛知県愛知郡東郷町にある福祉施設「たんぽぽ作業所」を訪問し、楽しいひとときを過ごした。
この施設訪問は、1998年の中日クラウンズ2日目1番ホールパー4で、中嶋常幸がティショットを直接カップに入れてアルバトロスを達成した際に、その賞金の一部を同施設に寄贈したのがきっかけで始まり、今年で14回目を迎えた。

中嶋は、「ここに14回も続けて来られたのをとても嬉しく思います。自分がつらかったり落ち込んでいる時、たんぽぽ作業所のみんなからの手紙や応援が励ましになり、前に進む力になっています。みんなとはもうすっかり顔なじみで、声を聞いただけで誰だかわかるよ。友達だからね。」と挨拶し、背中にこっそり隠しておいた5選手のサインが入ったマスターズのピンフラッグ1枚を取り出しプレゼント。
他の選手たちも「毎年ここに来るのが楽しみです。今日もみんなのいい笑顔をみることができて、僕たちもまた元気をたくさんもらっています。」と優しい笑顔がこぼれる。

自己紹介をしながら全員で順番に握手をした後、プロが次々と質問に答える。
「仕事に集中するためにはどうしたらいいですか?」「旅行は行きますか?」「どんな筋力トレーニングをしていますか?」「好きな花は何ですか?」「プロゴルファーになってなかったら何になっていますか?」
その中で、「猫のものまねをしてください」というリクエストがあり、それに応えて中嶋は・・・
「猫がごはんを食べ終わった後にする動作」と説明つきで、史上初!?の猫のものまねを披露!
これにはみんなが身を乗り出し歓声を上げ、室内はドッと大きな笑いに包まれた。

そして後半は、中嶋と32年来の古くからの友人である「(株)いちまるさん」の山内氏と選手自らが心を込めて握りずしをみなさんに振る舞った。慣れない手つきでお寿司を一生懸命握る選手たち。形は大小バラバラでも愛情がたくさん詰まったお寿司に、「おいしい〜!おかわりください!」とみんな大喜びだった。

終始和やかな雰囲気の中、楽しい時間はあっという間に過ぎ、今年も最後に全員で記念撮影。
「来年もまた会おうね!」と約束を交わし、選手たちは別れを惜しみながら施設をあとにした。

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