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フジサンケイクラシック 2012

2週連続優勝がかかる、金亨成(キムヒョンソン)が首位タイに

まさに「ハンパない」カムバックだ。初日は最初の7ホールで6オーバーまで落ちた。富士山の裾野に広がるここ富士桜カントリー倶楽部は標高1000メートルの高地に、「普段より球が飛ぶ」という選手も多いが、金はそれが顕著に出た。
特にアイアンが「いつもより10ヤードも飛んでしまう」と、距離感を合わせるのに苦労した。
「良いショットをしても、ぜんぶ奥」と、前日はスタートの1番からボギーにダブルボギーのオンパレードも、そこからの適応力もハンパじゃなかった。
「8番で、1クラブ落としてプレーしたらたちまち良くなった」と、14番から4連続バーディを奪って、イーブンパーまで戻してきた。

そしてこの日だ。
インスタートの11番で8メートル。12番で7メートルと、立て続けに長いチャンスをねじ込んで、5アンダーはベストスコアの66。
先週、初優勝を上げたばかりの勢いもやっぱり「ハンパない!」。
2週連続で、自画自賛のV争いに突入だ。



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