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Novil Cup 2012

徳島出身の谷口拓也が地元でツアー復帰へ弾みをつける

体調もゴルフの調子もいいと、開幕戦から活躍が期待される
2004年のアイフルカップでツアー初優勝、2008年にはサン・クロレラ クラシック優勝とツアー通算2勝をあげている実力者・谷口拓也が地元・徳島でツアー復帰にむけて開幕ダッシュを狙う。

ツアー2勝を挙げるなどシード選手として活躍してきたが、2009年にシード権を失ってしまった。翌2010年には賞金ランキング48位に入り取り返したが、昨年賞金ランキング92位と再びシード権を失ってしまった。また、昨年末に行われたQTでもランキング113位と結果を残すことが出来ず、今年はツアーデビューした2003年以来となるチャレンジトーナメント出場になる。

9年ぶりのチャレンジトーナメント参戦は、実家から車で約15分と、地元での開催。これもツアー復帰につながる道しるべなのかもしれない。

「チャレンジにでるのはツアーデビューした年以来。9年ぶりですね。チャレンジに勝って、シードをとって、ツアー優勝して順調だった。こういう今の自分の状況を変えていけるのは、やっぱり自分しかいないから、そこから這い上がっていくしかないですね。
 ここ何年か体の調子が悪かったんですけど、今はいい感じです。とりあえず兆しは見えてきています。
 今週は徳島で3日間の大きなチャレンジをやってくれるので、主催のノヴィルさんとかいろいろな関係者に感謝の気持ちを持ちながら戦いたい。地元で良い結果、勝つことが一番だとは思うんですけど、良いプレーを地元の方に見せることが出来るように頑張ります。」

四国でトーナメントが開催されるのは、Novil Cupと高知で開催されるカシオワールドオープンしかない。地元のギャラリーの声援を味方にしてツアー復帰につながる活躍を期待したい。

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