難コースでは、ショットの正確性とパットのフィーリングが鍵を握る。
今週はショットがうまくいかない分、何度もピンチを乗り越えて文字通り「パットに助けられた」と話すのが佐藤和夫だ。

初日は7バーディー、3ボギーの68ストロークで首位と1打差の2位タイ。
アプローチをミスして4m以上のパットが残ったホールも、難なくカップに沈ませてナイスパー。まさに「パットさまさま」であった。

長いことアプローチに悩まされ続け、佐藤曰く「自分はパット病持ちなんです」と言うが、今日もアプローチのミスも好調のパットでカバーした。
「ショットはすぐ直るものでもないので、明日もアプローチとパター頼みです。」
明日、カップにいくつ沈められるかが勝負の決め手となる。

• 佐藤 和夫