Tournament article
東建ホームメイトカップ 2013
2013年は快挙続きの開幕戦!
8番アイアンのティショットはピンの右手前から7ヤードから転がってカップイン。
今年のジャパンゴルフツアー開幕戦は、記録続きだ。
初日はまず、小泉洋人が今季の第一号を飾った。今年は特別保障制度を利用して、シード権の確保を目指している38歳は、3番のユーティリティアイアンを握った6番ホールで決めた。
引き続いて2日目は小田孔明。3番ホールで、試合では自身初というホールインワンを達成した。5番アイアンで決めて、優勝争いに加わった。
さらに3日目は、上井邦浩。
こちらは、518ヤードの17番パー5だった。195ヤードの2打目を6番アイアンでカップイン。このアルバトロスで、最終日を前に単独の首位に立った。
この日は悲願のツアー初優勝を狙ったが、「今日は思いっきり風が強かったのもあって・・・。この風の中で我慢せなあかんというのは難しい」と、ボギーが立て続いて、同じ最終組の塚田に勝利を譲った。
「塚田さんは良いゴルフをしていて。勝つときはこんな感じなんだ、と」。
勝利の方程式を目に焼き付けて、「また勝つチャンスをどんどん作っていきたい」。
そして、“開幕戦男”の小田も、上井と並んで2位タイに終わった。
この日は前半の上がり3ホールがすべてだった。
連続ボギーを打ったあとの9番で、ダブルボギー。
「肝心なところで駄目でしたね」と、今大会は2010年の連覇に続く、3勝目を逃した。
「パープレーでもひょっとしたら塚田さんに勝てるかも」との淡い期待に後半は懸命に盛り返したが、「そんなに甘くはなかった」。
さっそく国内初戦の2位タイには「今後につながる」と、そこは前向きに捕らえながらも「勝たないと意味がない」。悔しさをあらわにして、「もう少し色々勉強して来週に臨みたい」。
次のつるやオープンに、さっそく照準を切り替えていた。
※ホールインワンを達成した小泉と小田と朴の3人には大会協賛の東洋丹芝園より賞金30万円が。また、アルバトロスを達成した上井には、大会主催の東建コーポレーションより賞金30万円と、10万円分の宿泊券が贈られました。