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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2013

金亨成(キムヒョンソン)は「メンタルがさよならしました」

大逆転の賞金王に、もっとも近い選手が最終日を前に崩れた。松山と、約4300万円差の賞金ランク2位につける金は、10番でパーに終わった瞬間に、気持ちが萎えてしまったという。

570ヤードのパー5は「90%はバーディのホール」というとおりに、この日の金も、1.5メートルの絶好のバーディチャンスにつけて、「さあここから」というのを外して平凡なパーに終わって、「メンタルがさよならしました」。

つまり、そのホールを境に緊張の糸も途切れて「我慢が出来なくなりました」。16番では2打目を池。17番も、奥のラフから打ったアプローチがピンを通り越して反対側のカラーまで行ってしまった。
連続ボギーで14位タイまで順位を下げてしまった。

追う松山とは9打差がついてしまっては、もはや威勢の良い言葉も言えずに「明日は、楽しんでやりますよ」と、ニコニコと笑うしかない。

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