3日目は、2試合連続予選通過をした事で精神的にリラックスができ、俗にいう裏街道からのスタートではあったが、アウトの上り3ホールで連続バーデイを獲り、一気に優勝戦線に名乗りを上げた。最終日5位タイからは4打差の逆転優勝を狙う時松だったが、中止と聞いて心境は複雑だった。資格を持たない上位10名に付与されるのは、10月に茨城GCで開催される「日本オープン」。時松のプロデビュー戦は、実は他でもない「日本オープン」だった。デビュー後1年間実績を積んだ中で再度メジャーの地に踏み込みたい気持ちは誰よりも強く持っており、拘りもある。
灼熱の関西オープンで培ったスタミナと経験を翌週の芥屋では、一気に賞金ランキング上位を狙う。