リチャード・テイトがチャレンジ賞金ランキング3位に入り、来年ツアー前半戦の出場優先権を獲得した。やはり1年間を戦い終えた選手の感想は、似たものになるのか「1年間を通して、よくここまでこれた。いい1年になった」と奇しくもＫ・Ｔ・ゴンと同じような感想を述べた。

テイトは、今シーズンチャレンジで2位2回、3位2回と優勝こそなかったものの、コンスタントに上位に入り、来年のツアーへのチャンスをつかんだ。今年は練習量を増やした。朝5時半からゴルフ練習場をはしごして練習し、夕方はジムに行き、トレーニングに励んだ。毎日、ゴルフクラブを握らない日はなかった。その分、家族には迷惑をかけた。奥様には「ゴルフに集中させてくれた」と感謝している。「まずは旅行して、ゆっくりしたい」と家族サービスをして、リフレッシュし、来年に備えるのもいいだろう。

「今年のゴルフができれば、来年もいいゴルフができると思う。予選を通って、経験を重ねれば、いい結果が得られる」と自信を見せた。国籍はオーストラリアだが、母は日本人。香港で生まれて、幼いときは日本で育った。おかげで日本語は達者だ。少し変わったプロフィールを持つ41歳のオージーが来年、ツアーのティに立つ。

• Ｋ・Ｔ・ゴン