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日本オープンゴルフ選手権競技 2014

時松隆光(ときまつりゅうこう)が大舞台から見据えるもの

アマチュア時代から数えれば、自身5回目となるこの大舞台から、今年は初シードを目論む日本一決定戦だ。
夏の関西オープンの上位の資格が繰り下がってきて出場権を掴んで、「このチャンスに一発やるしかない」と、現在94位につける賞金ランキングを少しでも上げようと、この千載一遇を最大限に生かすつもり。
この日は朝早いスタートだったこともあり「グリーンが柔らかくなっていて、ラフに入っても今日は止まる」と65の5アンダーは、ボギーなしのラウンドもお見事だった。

アマチュア時代の戦績を検索すると、本名が出てくる。プロ転向を機に、知り合いの僧侶に命名してもらって登録名を変えた。「時松源蔵」改め「時松隆光」は、この大一番が終われば、これから終盤戦は主戦場のチャレンジトーナメントに戻って、来季の出場権獲りにいっそう、奔走するつもりだがその前に、ここでなんとか形にしておきたい。
かといって、しゃかりきになればなるほど、一筋縄ではいかないのがこの舞台。「守るところは守って、悔いなく終わりたい」と、健闘を誓った。

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