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ダンロップフェニックス 2014

池田勇太は「何度でも勝ちたい試合」

最後のイーグルパットは惜しくも逃したが、18番のパー5は234ヤードの2打目を、2番のユーティリティでみごとに乗せてきた。

3メートルのチャンスは「そりゃ入れたかったけど。易しいラインじゃなかったし、金曜日の18番でがっつくのもどうかと思うし。それで3パットなんかしちゃったら、それこそバカでしょ」。

ボギーなしの65は最後も楽々のバーディ締めで、首位とは2打差。
2010年に制した今大会は、「相性もいいし、コースも好きだし、もう一度勝ちたい気持ちがある」とは、憧れの人に、少しでも近付きたいため。

1996年に3連覇を達成した人。
「ジャンボさんのことがあるしね。そのためにここで優勝することが必要になってくる」。悲願の賞金王にもここが、正念場だ。
現在、ランク6位の池田は「ここで勝たなくちゃ話にならない」と、選手会長が闘志を燃やす燃料は盛りだくさんだ。

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