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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2014

アマ20冠の実力者! 李尚薫(イサンヒ)が2打差2位

2010年の賞金王とともに、3位タイにつけたのは、やはり韓国の新顔だ。昨年の賞金ランキングは69位に滑り込み、今季はシード元年を戦う22歳は、アマチュア時代に20冠。2010年のプロ転向後は韓国ツアーで2勝。2012年は韓国のプロ日本一「KPGA選手権」を制した。

若き実力者はしかし、疲れていた。というのも、今季は開幕から日本と韓国の掛け持ち参戦で、休むヒマもなく、先々週の日本プロもへとへと。

「先週も、韓国で試合はあったのですが、あえて休みを取りました」。ほとんどの時間を休養にあてながら、あいた時間に近頃、精彩を欠いていたというショートゲームの練習に励んで、舞い戻った。

「今週は、パットの調子が復活しました」と、チャンスを逃さず、67をマーク。母国の先輩の張棟圭(ジャンドンキュ)や金庚泰 (キムキョンテ)らと、優勝争いに加わった。

今週は、ツアープレーヤーNO.1決定戦。「緊張はすると思いますが、プレッシャーも楽しみながら、先輩のプレーを勉強するつもりで頑張りたい」。輝かしいそのキャリアに、新たなビッグタイトルを加えられるか。

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