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つるやオープン 2014
佐藤圭介がマンデートーナメントをトップ通過
会場の山の原ゴルフクラブは2010年に、本戦出場を果たして以来。そのとき、4日間を戦った記憶はしっかりと残っていた。
「グリーンのアンジュレーションも強いし、目があるからそこをどう読むかが鍵になってくる。ラフも粘りがあるしフェアウェイキープも大事ですね」。
攻略法を思い返して、本番に備える。
選手会長の幼なじみだ。11歳でサッカーからゴルフに転向して出場したジュニアの試合で、一つ上の池田勇太と意気投合。以来、たまの上京には池田の千葉の実家をたずねるようになり、今も良き親友で、もっとも追いつきたい選手のひとりでもある。
福島県いわき市出身。震災当時は半壊した実家の様子を見に行く手段もなく、何も出来ない自分が歯がゆかった。今もまだ、復興途上の故郷の状況がもどかしく、「胸が痛む」というが、自分はせめて「ゴルフで勇気づけられたら」と前を向く。
先週の東建ホームメイトカップは主催者推薦を受けて、初日に首位タイ。2日目以降は、雨や強い風など難条件に結局57位タイまで後退したが「今週は4日続けて良いゴルフがしたい」。
目下、目標は故郷での新規開催が決まった8月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」の出場権だ。地元を代表するプロとしてその舞台に立ちたいと、「今は出られる試合で少しでも稼いでいきたい」。少ないチャンスを最大限に生かすつもりだ。
※マンデートーナメント通過者
1位 佐藤圭介 65ストローク(32、33)
2位 甲斐慎太郎 65ストローク(31、34)
3位 立山光広 66ストローク(30、36)
4位 佐々木 勇 66ストローク(33、33)
5位 橋本龍位 66ストローク(31、35)
6位 @豊山 良 66ストローク(31、35)
7位 平井宏昌 67ストローク(33、34)
8位 大谷俊介 67ストローク(34、33)
9位 竹本直哉 67ストローク(31、36)