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〜全英への道〜ミズノオープン 2014
金亨泰(キムヒョンテ)も初切符
「最終日に10アンダーまで行けたら、出場できると信じていた」と、前夜は“仮想ラウンド”で、入念にコースマネジメントを組み立てておいた。
「どのホールで攻めてバーディを獲るか。どこで守ってパーを重ねるか。昨日のうちにしっかりと考えて、今日はそのとおりにプレーが出来た」。
攻めに攻めた終盤もプランどおりに16番、17番と立て続けに6メートルのバーディチャンスをねじ込み、権利を掴んだ。
日本ツアーでの優勝もまだなく、今はシード権も持たない選手が初めて乗り込むリンクスコース。「経験したことがないのでどんな難しさがあるのか。正直想像も出来ない。まずは予選通過を目指して戦う」と、7月の本番にむけて、さっそく目標も明確に「予選通過が出来たら一つでも上へ」と、計画を練る。
いつもニコニコ明るい性格は、「家族や妻にも世界の選手を見せられる」と、胸を躍らせ、「その中で僕自身も雰囲気を楽しみたい」。良い旅になるといい。