プロ初優勝を目指す小鯛竜也が7アンダーで2位タイの好位置につけた。「ショットがすごく好調だったので、パットがもう少し良ければ、もっと伸ばせたと思います。」その好調ぶりは、この日小鯛が記録した2つのイーグルが物語っている。INスタートの小鯛は16番のパー5で残り210ヤードのセカンドショットで5番アイアンを選択。「手前に付いてくれればOKと思ってました。」狙い通り手前4メートルに付けイーグル。ハーフターン後に迎えた4番をボギーとしてしまうが、続く5番ミドルホールでは、残り109ヤードのセカンドショットを52°で放つと、バックスピンのかかったボールがそのままカップに吸い込まれた。「5番のイーグルはまさか入るとは思いませんでしたけど、それくらいショットが良かったですね。ボギーのすぐ後で取り返せたので明日につながりました。」
初優勝を視界に捉えた小鯛は2打差の2位タイについて、「上がってきて9アンダーがトップで、これくらいの差で追いかけるほうが気持ち的に楽だと思います。」とコメント。
最終日も好調なショットが火を噴けば、小鯛のプロ初優勝が現実になるかもしれない。