Tournament article
マダムシンコチャレンジトーナメント 2014
チャレンジ2勝目一番乗りを果たして、来季の出場権争いをリードできるか 福永安伸
今年のチャレンジトーナメントは年間16試合の開催が予定されており、チャレンジトーナメ賞金ランキング第1位者には、翌年1年間のツアートナメンへ出場資格が与えられ、チャレンジ賞金ランキング上位者(今年は2位から9位までの8名)には、翌年の第1回リランキグまでツアー前半戦出場きる優先資格が与えられる(有資格者を除く)。
福永の賞金ランキング9位は、まさに来季の出場権が得られる“ギリギリ”のライン上なのだ。
「秋田テレビ・南秋田CCチャレンジで優勝してから良い状態を続けられていると思います。秋田の優勝の権利で先週、アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメントに出場してきました。結果はもう少しというところで予選落ちだったのですが、チャレンジで優勝争いをする良いプレーが出来ていればツアーでもそれなりのポジションで戦えることがわかりましたし、逆に技術面やゴルフの流れ(1つのミスで流れが大きく変わってしまうので)をしっかり考えながらプレーしていかないと通用しないことも感じて帰ってきました。
極力ミスをなくして、チャンスがきたら自分のものにしていく。今日はピンチもしっかりカバーできましたし、その経験を活かしたプレーが出来たと思います。
早く2勝目がしたいです。そして、このカツカツの状態を抜け出したいですね」
と最終日に向けての思いを話してくれた。
このチャンスで活かして優勝すれば、マダムシンコチャレンジトーナメントの優勝賞金180万円が加わり、チャレンジ賞金ランキングも一気に2位に浮上することが出来る。
最近の好調さ、そしてツアーで得た経験を活かすことが出来るのか。後半戦に入り徐々にシビアになってきた賞金ランキング争いにも注目したい。