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ダンロップフェニックストーナメント 2015
宮里優作がぶれない心でつかんだツアー3勝目
「ほんとにねぇ、良かったですよ〜。(若手の)壁になることができました。あっさり乗り越えられたらどうしようかと思ってましたよ。こうやって勝つんだぞ!ってところを見せることができてよかったです」と満面の笑みで答えた。
さらに粘って勝つことの大事さも確認したという宮里、最終日をトップで迎えたのは初勝利を挙げた2013年『日本シリーズJTカップ』以来だったが、今季多くの大会で成績上位で戦ってこれたことが優勝への布石になったと話す。「すごく落ち着いて強い気持ちでいけるようになったと思います。僕の中で強い選手とはぶれない心で自分自身を貫く選手。今日は英樹も佳則も本当にずっといいプレーをしていたので集中力を高いところで保つことができました。その辺り彼らに感謝しています。そういうぶれない心を普段からも持ち合わせていきたいです。」
優勝賞金4,000万円を獲得し、自身初の年間獲得賞金額1億円を目前に迫る約9,900万円となったが、「実はもう勝ちたくなっているんです。」と既に勝ちたいという気持ちが強く湧いていることを話した宮里。終盤にバタバタで勝ったことに納得がいかないご様子だ。ツアーもいよいよ残り2戦となった。今大会も含め3連勝ともなれば大逆転での賞金王の可能性もある!
今なお沸々と湧き上がる優勝への思いを胸に乗り2戦を宮里は戦い抜く!