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フジサンケイクラシック 2015

富士山に惚れ込む李京勲(イキョンフン)が4打差の単独首位に

上がってくるなり、仲間に好スコアを冷やかされて照れ笑い。富士山に憧れる24歳が単独首位に
初日から、早くも一人旅?! ツアー1勝の京勲(キョンフン)が、ボギーなしの7バーディをマークして、単独首位で飛び出した。全長7471ヤードの富士桜も24歳のパワーはなんのその。
「今日はドライバーがよく飛んで、曲がらなかった」と、ぴたぴたチャンスにくっつけた。本人も会心のバーディは、11番だ。

残り「160メートル」の2打目は、7番アイアンで手堅くグリーンのセンターを狙い、7メートルの上りスライスも「今日はパットも凄く良かった」と、難なく決めた。

初出場の2013年には9位。開催コースの富士桜の何が好きって「富士山が見えること!」。転戦の機内でも、空から眺め下ろしては、「いつかはトライしたい」と、“初登頂”の夢は、「でも、車で行けるところからです」と、5合目から登山を希望。もうひとつ、地元の名物をあげるなら、これまたコース近くの遊園地だ。

富士急ハイランドの超大型ローラーコースター「FUJIYAMA」にも挑戦してみたいという京勲(キョンフン)。「怖いですけど・・・怖いのスキなんです」とはにかみながら、今週は近くの宿に泊まって、絶叫する人たちを見上げては、実現の日に思いを馳せる。

その前に、まずは3年ぶりのツアー2勝目のチャンス!?
「まだ初日。とにかくステップバイステップで頑張ります」。来たるべき登頂の日を前に、富士の麓で頂点を目指して歩く。

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