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HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 2015
近藤共弘は逆転負けを喫する
3日目まで絶好調を自負していたパット。朝から豪雨に降られて、グリーンのコンディションが変わった。「技術的なもの。スピン量や柔らかさ、スピードの違いだったり、そこに合わせていくことが出来なかった」と悔しがる。
この春から試行錯誤を続けてきたショットも「今日はごまかしが、効かなかった」。気持ちこそ最後まで、前を向けていた。「でも、ショットがつけられない。いいところからパットが打てないというのが今日の結果になってしまったのかな、と」。
終盤にやっと盛り返しても、もう遅かった。
特に近藤の最終組から前3組で繰り広げられた大混戦も、途中でスコアボードが見当たらず、前半に伸び悩んだ分、なおさら現状を掴みたくてもそれさえもままならず、同じ組の京勲(キョンフン)が、首位に立っていることを知ったのはやっと15番に行ってから。
「キョンフンも前半はあまり良くなかったですけど、パットが入っていましたからね。その差が出てしまった」。ツアー通算7勝目は逃したが、「良い部分も足りない部分もすごく見つかりましたので、いろんな意味でトライしていきたい」。
これをきっかけに、後半戦にむけて弾みをつけたい。