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富士ホームサービス チャレンジカップ 2015
惜しくも2位となった朴ジュンウォン
スコアボードを見てしまうとプレーそのものに影響が出てしまう恐れから、16番ティーにあるスコアボードをあえて見ることはなかった。
16番ホールはイーグルを奪えるチャンスのあるパー5だが、無理をすることなくしっかりとバーディーだけを獲りにいった。
そして迎えた最終18番ホール。無難にパーセーブをすれば勝てると思っていた朴はティーショットでスプーンを握りしっかりフェアウェイをキープした。
2打目地点から見えるグリーン脇にあるボードを眺めると朴の目に飛び込んできたものは、2打差の2位にある自分の名前「朴ジュンウォン」。
「何かがおかしい、そんなはずはない」とボードを何度も何度も確認する朴。
ふと我に返った時に自分の慢心に恥じらいを感じたという。
「こういう状況ならもっとスコアを伸ばそうと攻めのゴルフをしたのに」とただただ自分に呆れた。
優勝こそは逃した朴だが「チャレンジトーナメントは優勝しなければ意味がないと思っているので、次からはしっかりリーダーボードを確認しながら優勝を目指したい」と笑顔で話した。